19. 32ethで成れます
2022年11月24日
内容紹介
TachibanaとYamagataがゲストのGyoさんに、Ethereumの新しいコンセンサスメカニズムであるProof-of-Stakeについて教えてもらいました。
出演者
解説資料
- PoS
- 概要
- Proof of Stake
- 32 ETH を保証金として預かっておくことでバリデータになる
- バリデータからランダムでブロック生成者を選択して次のブロックを提案する
- 他のバリデータは、ブロックを検証し投票する
- 目的
- エネルギーの節約
- スケーラビリティ・シャーディング
- 詳細
- 参考記事
- イーサリアム 2.0 アーキテクチャ
- ビーコンチェーン:コンセンサスレイヤー
- コンセンサス
- シャードチェーン:トランザクション実行レイヤー
- トランザクションを収集・実行・検証する
- スマートコントラクトの実行
- ブロックを同期する
- トランザクションを収集・実行・検証する
- Gasper:LMD Ghost + Casper FFG
- ビーコンチェーン:コンセンサスレイヤー
- 新しいブロックの生成
- バリデータ
- スロット slot
- 12 秒
- 新しいブロック提案する単位
- 基本的に 1 スロットが 1 ブロックが、ブロックないスロットもあり得る
- エポック epoch
- 32 個のスロットを含む
- エポックがくる前に、委員会を選出する
- 委員会
- 最小 128 人のバリデータからなる
- スロット毎に、少なくとも1つの委員会を選出する
- 128 人のメンバーから、1人のブロック提案者を選出する
- 提案者
- 自分のスロットになったら、新しいブロックを提案しブロードキャストする
- 他の委員会メンバー
- ブロックを受け取って、検証して投票する
- 最終確定性 Finality
- エポック毎に、1番目の slot のブロックは、チェックポイントになる
- 全てのバリデータは、そのブロックに対して投票する
- 投票がステックされている ETH の 2/3 を超えたら、そのチェックポイントが「正当 justified」とする
- 次のエポックも同じ流れで投票する
- 次のエポックのチェックポイントが「正当 justified」になったら、1個前のエポックののチェックポイントのブロックは「最終確定 finality」とする
- 概要